10 rbrside ページ10
「僕、しっかりつかまっててね」
優しげな声に思わず頬が熱くなった
かっ、、かっこえぇぇ！！
rbr「うわ！？」
彼女にギュッと抱きしめられた
と同時に床が遠くなる
刹那、危なげなくスーパー棚の上に着地した彼女は素早くゾンビから逃走し始めていた
俺を抱き抱えてジャンプ！？
いくら俺が小柄やとしても筋トレしとるし結構重い筈ねんけど？？？
…ッハ！！
rbr「ジム通いですか？」
「違いますけど」
残念
・・・
沈黙が辛い
rbr「いやん、そんな見んといて」
「君、死の瀬戸際の居たのに元気だね」
冷静なツッコミは心にくzm(心無いやろ(喧しいわ！！！
「今のご時世、単独行動したら駄目でしょ」
心配そうな眼差しにむず痒さを覚えた
rbr「あっいや…三人組で来てたんですけど、ちょっとトラブルで逸れてもうただけなn「見ちゃったの」
rbr「えっ….？」
「君が囮にされたところ」
「後で落とし穴作りとかどうかな手伝うよ」
目が笑ってない
どうやら彼女ながらに俺を心配しているらしい
や、優し
「それに小学生を一人にするなんてありえないよ」
rbr「えっ？」
その言葉に目が点になった
ショウガクセイ、、、
rbr「お、俺は高校生や！！！」
いつかチーノの身長を超えるビッグな男(予定)になるんやぞ！
「あっバカ」
「アァ」
「チッ･･･君のせいでまた集まってきちゃったじゃん。せっかく撒けてたのに…」
rbr「す、すまん」
ゾンビは音に反応するのは俺でも知っとる
やけどな、俺は叫びを制御できへん男ねん
ゾンビに毎回位置がバレんのはご愛嬌ということにしといてくれへんか？
「声のボリューム抑えてよね」
更にスピードが上がった
えっ？まだ上がるん？？
rbr「や、あのそろそろこの体制辞めへん？俺自分で走れるで？？」
恥ずくなってきた
「この方が速いの」
rbr「あっ････はい」
あかん
女子にお姫様抱っこされてるという事実が男のプライドに大ダメージをくらわせてくるねんけど…
どないしたらええねんこの気持ち
「笑えばいいと思うよ」
rbr「雑な振りやめて？」
「はいはーい」
rbr「ていうか、敵もう撒いたんやな… ｳﾜｰｰ!!!」
後ろを振り向けば、ゾロゾロと此方に向かってくるゾンビ
ゾンビ特有の腐敗臭が
伸びてくる無数の手が
気持ち悪くて俺は思わず悲鳴を上げた
「ふざけんな。耳…壊れる」
彼女は遠い目をしていたが俺に気にする余裕はない
rbr「はよして！！」
「こんの我儘プリンセス💢」ﾎﾞｿｯ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 275人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
璃奈(プロフ) - あるかろいど有機さん» コメントありがとうございます。ゾンビの私が人間らしいかぁ･･･人間の貴方にそう言われるのは何だか不思議だけどとっても嬉しい！貴方とゲームできたら楽しそう……って食欲が勝っちゃうか。。うーん、もし私が人間に戻れたら･･･その時は遊んでね！！ by夢主 (2月29日 19時) (
レス) @page2 id: d92715a68f (このIDを非表示/違反報告)
あるかろいど有機(プロフ) - ワ、好きですめっちゃ！夢主のさっぱりしつつあったかい人間らしい…？性格がドンピシャ刺さりました！ずっと推していきます！ (2月28日 21時) (レス) id: 94b039b255 (このIDを非表示/違反報告)
璃奈(プロフ) - ロリコン女さん» コメントありがとうございます！璃奈を推してくれるなんて…っとっても嬉しいです！お姉ちゃん、ありがとヾﾉ(,,> <,,)これからもお姉ちゃんの推しになれるよう頑張ります！！ (1月21日 17時) (レス) id: d92715a68f (このIDを非表示/違反報告)
璃奈(プロフ) - らむね@プリ小説もやってるよ！さん» コメントありがとうございます！公式ネタがついつい面白くて使いたくなっちゃうんですよね(〃ω〃)素敵な応援コメントとっても嬉しいです！！ (1月21日 17時) (レス) id: d92715a68f (このIDを非表示/違反報告)
璃奈(プロフ) - 猫狗さん» コメントありがとうございます！この作品を好きと思っていただけて光栄です。これからもこの作品を愛して貰えるよう更新頑張らさせていただきます( * . .)" (1月21日 17時) (レス) id: d92715a68f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：璃奈 | 作成日時：2023年5月23日 1時
