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取り敢えず今日は遠くから来てもらった為にニーアには休んで貰う事にした。Aもそのまま休もうかと思っていれば、「ご飯は作らないんですか？」とニーアが尋ねてきた。
『一日一回なのて今日はおしまいです』
「……A様はアホでいらっしゃいますか？普通は1日3食食べるものですよ」
『ああ、上の購買にカップ麺とかあるので』
「よくその食生活で生きて来られましたね。私が作りますのでA様はお休みください。地図も拝見しましたので調理場の方へ向かいます」
ニーアが調理場に篭ったと思えば、物の1時間で良い匂いのする豚骨ラーメンを出してくる。インスタントラーメンの何倍も美味しそうなラーメンの匂いにAはそんな餌で俺様が釣られクマーといつの間にかニーアに対しての警戒を解いていた。何なら豚骨ラーメンが好物なAはご飯を作れる要員であるニーアを殺させる訳には行かないと決意した。
『ニーアさんって料理得意なんですね』
「そうですね。調理師免許は一応。この国でもバイトの掛け持ちとして調理場には行く事になりましたから」
『何でこんな命削る場所に……』
「Aさんこそこんな場所にどうして。若い女の子がこんな場所に居るのは可笑しいでしょう」
『あは、色々あって死罪になったんです』
「そうですか」
別の国出身であるニーアさんにとっては尊属殺人罪というのが何なのかというのがよく分かっていないのだろう。そして、ニーアさんが此処に連れてこられた理由が別の国出身だからというのが分かってしまう。私が経営者だったらニーアさんを大事にするもん。
「それよりAさん、敬語少しむず痒いので辞めてもらえると助かります」
『そ、それならニーアさんも敬語外して下さい！』
「……ん、分かったよ。これからよろしく」
『なんか、難しいな』
ニーアに対して本当に最初の警戒心は何処はやら、敬語抜きで話すつもりになったA。ニーアもAに対して優しい眼差しと心配の眼差しを向けているので悪意は無いように見える。
「じゃあこれからはツーマンセル体制で頑張ろうな、A」
『その前にニーアが殺されないようにしないといけないからね？私あんまり庇ったり出来ないから」
「重々承知」
ニーアもAもお互いを心配しているが、お互い自分の事は余り関心が無いのは似ている。ニーアは一体何者なのか、知りたいとは思うが先ずは生きる事が最優先。
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オバケ(プロフ) - 続編が8回…！？もう一回遊べるドン！×8は嬉しすぎます。無理のないよう僕たちに尊いを供給してください、お願いします！！ (4月30日 21時) (
レス) @page50 id: db93c912f5 (このIDを非表示/違反報告)
n(プロフ) - すごく面白かったです…！！応援してます！ (4月13日 6時) (レス) @page50 id: 55db97e30c (このIDを非表示/違反報告)
かな(プロフ) - なーとどさん» ありがとうございます……！！続編は少しだけ手直ししているのですが、ぼちぼちと更新していこうと思っております！！ (4月10日 17時) (レス) id: bdf8650039 (このIDを非表示/違反報告)
なーとど(プロフ) - この作品に出会えたことに凄く感動してます！！続きいつまでも楽しみに待ってます！ (4月10日 16時) (レス) @page50 id: 13e99d6a75 (このIDを非表示/違反報告)
かな(プロフ) - アホですさん» ありがとうございます！！面白いと言ってもらえて感無量です……！れ (4月9日 17時) (レス) id: bdf8650039 (このIDを非表示/違反報告)
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