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シャオロンの脱走事件から1週間。特に危ない事は無く、Aは毎日ご飯を作りながら観察対象とお話をして終わる毎日であった。毎日のご飯のスキルは日に日に上がって行き、1人でお菓子作りも出来るようになる。Aにとって天才的な特技は料理らしい。自分の為に作る事は少なかったのでその才能が開花される事は無かったが。何処の飲食業でも欲しいと思う人材である。こんな地下労働施設で居てはいけない存在。宝の持ち腐れである。
皆も此処に来る以降化け物だからとご飯を与えられなかったから、「Aのご飯めっちゃ美味いわ！マジで最初にAを殺さなかった俺ナイスすぎやろ！！A以外の人間が来たら腹立つ位にAの事好きやで。これからも俺の為にお味噌汁作ってや。あ、確かこれ何処かの国のプロポーズなんやっけ。Aに恋の感情とか無いから安心してな！まぁ、Aもそんな暇無いやろうけど」とゾムに長々とこの一文を言われた事がある。
本当にゾムはAの事が恋愛的に好きでは無い為に急いで訂正したまででツンデレとかそういう訳では無い。ただし、Aの事は好意的に思っている。因みにゾム曰く、Aが作ってくれるご飯が1番美味しいらしい。
「そういえば最近毎日のようにAって此処に来てくれるな。何でなん？」
『何処かのゾムさんが私じゃなかったら殺戮を始めるから見兼ねた博士が私を永久配属にし出したんですよね』
「え、そうなん。可哀想。じゃあAってブラック企業に勤めてるやん。うわー、最悪やな。俺やったら博士ぶっ殺して休み貰いに行くけどな」
『他人事やめてくれません？しかもゾムさんだけじゃなくて他の人達も率先して命狩りに行くの本当に何で私だけ許されてるんですかねこれ』
「利用価値があるからやろ」
『余りにもばっさり切り捨てすぎじゃないですか！？』
「んふふ、そういう所もやと思うで」
『いやどういう所ですか！？ゾムさん！？』
そうやって臆せず話している所が退屈せんくて面白いんやけどな。そう思ったゾムが、「俺は好きやからええやん」とAの肩をバシバシと叩いた。
『……あんまり納得出来ないんですけど。まあそういう事にしときます』
「人の好意無碍にしたらあかんでー？」
どの口が。そうAは思ったが空気を読めるので黙っていた。実際問題ゾムはAに利用価値云々よりも構って貰える楽しい相手としか認識していないのだし。
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オバケ(プロフ) - 続編が8回…！？もう一回遊べるドン！×8は嬉しすぎます。無理のないよう僕たちに尊いを供給してください、お願いします！！ (4月30日 21時) (
レス) @page50 id: db93c912f5 (このIDを非表示/違反報告)
n(プロフ) - すごく面白かったです…！！応援してます！ (4月13日 6時) (レス) @page50 id: 55db97e30c (このIDを非表示/違反報告)
かな(プロフ) - なーとどさん» ありがとうございます……！！続編は少しだけ手直ししているのですが、ぼちぼちと更新していこうと思っております！！ (4月10日 17時) (レス) id: bdf8650039 (このIDを非表示/違反報告)
なーとど(プロフ) - この作品に出会えたことに凄く感動してます！！続きいつまでも楽しみに待ってます！ (4月10日 16時) (レス) @page50 id: 13e99d6a75 (このIDを非表示/違反報告)
かな(プロフ) - アホですさん» ありがとうございます！！面白いと言ってもらえて感無量です……！れ (4月9日 17時) (レス) id: bdf8650039 (このIDを非表示/違反報告)
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