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「遅いです」
『ちゅ〜るとご飯持って来たから許して欲しいな。というか私が来なくて拗ねてるの、ちゃんと私の事好きじゃん』
1日生き延びたのだから猫ちゃんを触らせろという気持ちでショッピの部屋に現れたAなのだが、ショッピは３日間も放置されたのだと機嫌悪く床に寝っ転がっていた。
「Aさんが次の日来なくなった時は心臓飛び出るかと思いましたよ。やっぱり囲えば良かったかもって」
『不穏な空気流すのやめてくれないかな？』
「Aさんの手料理美味しいです。これから毎日俺だけに作って下さい」
『ショッピってそんな性格だったっけ？なんか振り切れてない？後、ショッピだけ特別扱いは出来ないよ』
「え、俺こんなかわええ猫ちゃんやのに？猫ちゃん好きなんやろ？」
『今のショッピ人間じゃん』
きゅるんとかわい子ぶるショッピだが、Aは猫の姿が見たいのであってショッピに対しては何も思っていない。ショッピもショッピで猫姿の自分に嫉妬している。猫の記憶形成よりも人間を基盤として生まれて来たショッピは人間の姿も丸ごとAに愛して欲しいと感じているのだが、それがどうも上手くAに伝わらなくてバシバシといつの間にか出ていた尻尾が床を叩く。機嫌が悪いという事がひしひしと伝わって来た。
「それより他の奴等とはどんな感じなんですか？」
『えっとですね……』
もし他の男に唾を付けられていたら困る。特に鬱やゾムなんかは気に入った相手には愛を与えるのが好きだ。初日にあった出来事をAが話していると段々と腹が立って来る。俺のAさんなのに！一番最初に出会ったのは俺なんやから変な事すんな！！
「Aさん、やっぱりこの部屋に居ましょうよ。ね？何でもしてあげますから。駄目なんですか？」
『仕事があるから』
「俺なら何でも出来ますよ。お望みとあらばこの世界を滅ぼす事だって、Aさんの為なら何でもしてあげます。それでもAさんは俺の手を取ってくれへんの」
『ごめんね』
如何して、如何して俺の手を取ってくれない。俺の力があれば殺される事も無いし、博士だってAさんの犠牲で俺が服従するなら喜んでAさんを生贄に差し出すやろうに。嫌や、身体が上手く動かない。どうすれば、どうすれば俺だけを見てくれる。
グルッペンの様に、洗脳の能力を持っていたらAさんの事を好き勝手出来たのだろうか。悔しい。
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オバケ(プロフ) - 続編が8回…！？もう一回遊べるドン！×8は嬉しすぎます。無理のないよう僕たちに尊いを供給してください、お願いします！！ (4月30日 21時) (
レス) @page50 id: db93c912f5 (このIDを非表示/違反報告)
n(プロフ) - すごく面白かったです…！！応援してます！ (4月13日 6時) (レス) @page50 id: 55db97e30c (このIDを非表示/違反報告)
かな(プロフ) - なーとどさん» ありがとうございます……！！続編は少しだけ手直ししているのですが、ぼちぼちと更新していこうと思っております！！ (4月10日 17時) (レス) id: bdf8650039 (このIDを非表示/違反報告)
なーとど(プロフ) - この作品に出会えたことに凄く感動してます！！続きいつまでも楽しみに待ってます！ (4月10日 16時) (レス) @page50 id: 13e99d6a75 (このIDを非表示/違反報告)
かな(プロフ) - アホですさん» ありがとうございます！！面白いと言ってもらえて感無量です……！れ (4月9日 17時) (レス) id: bdf8650039 (このIDを非表示/違反報告)
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