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父side
俺の娘のライアはどこか大人びてる
俺は久々にライアの泣いている姿を見た。声をあげず静かに、そして美しく涙を流し続ける
父「帰るぞ。母さんが待ってる」
『……うん』
いまだに表情は暗い
＿＿父「ただいま」
母「おかえり！」
『ただいま。母さん』
母「おかえり！今日は前言ってたお友達来た？」
『来たけど……遊ばなかった……』
なにかしらの事情があるのだろう、少し声が震えていた
母「……そう…あ、今日はライアの好きなハンバーグよ！プレゼントもあるわ」
『？今日なんかあったっけ……』
父「いつも頑張ってるご褒美だ」
嬉しいか？と聞くと『うん』とさっきよりは明るい声になった。他の奴らからすればわからない微妙な変化だが……
少しでも元気になってくれるのならよしとしよう
ライアは溜め込む癖があるから
『運ぶの手伝うよ』
母「いいの、いいの。今日は座ってて？」
『？うん』
母「そろそろ出来るわよ〜」
父「お、今日もうまそうだな」
『母さんの料理はなんでも美味しい』
母「ふふ、嬉しいこと言ってくれるわね」
父「それじゃあ」
「「『いただきます』」」
＿＿＿「「『ご馳走さまでした』」」
父「さて、プレゼントタイムだ！箱を開けてごらん？」
と言うとゆっくりリボンを解き箱を開ける
『薔薇……？綺麗……』
母「もうひとつサプライズ！！」
『？なに？』
母「実はね？お腹に赤ちゃんがいるのよ」
『弟か妹ができるってこと？』
父「そうだ。ライアはお姉ちゃんになるんだぞ〜嬉しいか？」
『うん。早く産まれてきてほしいな……』
母「ふふ、弟か妹どっちかしらね」
『どっちでもいいよ。無事に産まれてきて幸せになってくれれば』
また大人びたことを……俺よりも賢いんじゃないか？
そう思うほどに口も達者で頭もよく回る。普通の子供だがどこか普通じゃない
ま、俺の大切な娘に変わりはないがな！！
母「あなた！ライアに髪飾りつけてあげて」
父「嗚呼！」
ピンクの薔薇の髪飾りをつけてやる
ライアの幸せを願って
母「すごく似合ってるわよ！」
『ありがとう……すごく嬉しい……』
珍しく口角が上がっている。よっぽど嬉しいのだろう
元々花が好きだったライアにはぴったりだ
『ちゃんと親孝行するね。なにか2人にプレゼントできるくらい頑張る』
母「本当にいい子ね」
父「嗚呼。本当にな」
どうかこの子に幸せが訪れますように
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シュークリーム - うっっっわ好きです……！！好みどストライク！！続きも楽しみにしてます！ (4月14日 23時) (
レス) @page18 id: 2e381487f1 (このIDを非表示/違反報告)
ゲリラ - ゆ、夢主〜可哀想に。でもこのお陰でとっっっっっっってもオモロいです( ^ω^ )更新頑張ってください❣️ (4月7日 1時) (レス) @page18 id: 3562e297db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひな | 作成日時：2024年3月25日 10時
