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ズキリ。瞳に痛みが走り顔を顰める。兄さんはそんな私を優しく抱きしめて耳元で囁く。
「だからいったんじゃん。ばか」
「ごめん」
ズキズキと波のようにくる痛みが私を包み頭が痛くなる。ストレスも原因か。
「兄さん、もう大丈夫」
「ウソ、まだ痛いでしょ」
「でも教室に行かなきゃ」
入学式はすでに終わり、生徒達は順に体育館を出て行く。
そろそろでないと最後になってしまうため急ぎたい。
「さ、いこう兄さん」
「も〜、、」
そう立ち上がった時だった。
「君、今ちょっと時間あるかな？」
その赤い瞳の持ち主は、確実に私に話しかけていた。
そうだ、こいつは。
「初めまして、私はグルッペン・フューラー。生徒会長だ」
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ちょい。〜3/11誕生日なので祝って()〜 - 神作だぁ！！！ (3月11日 22時) (
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作者名：ヒロ | 作成日時：2024年2月13日 0時
