【rd運営】【wrwrd!】魔法使いに憧れた結果。 (ページ12)

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「素晴らしいな」

「使いすぎたら負担が強くて脳みそがぶっ壊れます」

顔を顰めるグルッペン。顎に手を置き、考えているそぶりを見せる。

唸る彼。なにを考えているのやら。

「成程、そうか」

「まさか私を利用としてます？」

　
「理解が早いやつは好きだぞ」

「どうも」

ビンゴ。まぁそうだよな。何か目的がなければこんなに絡んでくるはずないもんな。

しかし利用か。生徒会長レベルになると人の心も無くなってきているのかもしれない。

「どう言った要件で？」

「俺を狙っている使者を見つけて欲しいってとこだな」

「使者？」

彼は少し居心地の悪そうな顔をして一つ咳払いをした。

「俺ぐらいの家柄になるとな、、その、ナイフとか魔法とかでグサッとしようとする輩が沸くんだよ」

「あーーーなるほどーーー」

死にたくないからその使者どもを見極めろってことね。

成程。

「いいですよ」

「えッ！！」

「条件を飲んでくれるのなら」